DuroGrit(デューログリット)は、持続可能な木繊維強化および水溶性のオイルで、1回の塗布であらゆる外装木材を着色し、保護します。
DuroGritoが持つ「FibreGrit(ファイバーグリット)テクノロジー」は、DuroGritが塗布された木繊維とオイルが分子結合することで、塗布面の着色・保護と通気性を両立させることが可能です。この技術により、DuroGritは他の外装木材用塗料と比べて長持ちするUV保護を実現するだけでなく、耐久性があり、耐摩耗・耐水・耐汚性も優れています。
DuroGritの塗布手順
- ステップ1：新しい木材を4〜6週間ほど屋外で風化させるか、表面をサンディングする。
- ステップ2：「エクステリア・ウッドクリーナー」で表面を洗浄し、よく乾燥させる。
- ステップ3：DuroGritを塗布する。
- ステップ4：3時間乾燥させて完了。
ステップ1：新しく設置した木材を4〜6週間ほど屋外で風化させる
天然の新しい木材(レッドシダー、アフゼリア、イベ、チーク、メルバウなど)の場合、風化により水溶性の物質(タンニンや樹脂成分)が木材表面から浮き出てきて、DuroGritはこれらを利用することで、より吸収されやすくなります。
自然な風化ができない場合(時間の確保が難しい、等)は、80または100グリットのサンディングスクリーンで木材を傷つけないようにサンディングし、木材の細孔を開けます。
※未仕上げの状態で著しく風化した木材の場合、より均一な仕上がりを得るために表面をサンディングすることをお勧めします。
ステップ2：「エクステリア・ウッドクリーナー」で表面を掃除し、乾燥させる
ホースなどを使い、木材表面に細かい水の霧を噴霧して濡らします。
エクステリア・ウッドクリーナーとナイロン製などのブラシを使用して表面を掃除します(手袋と目の保護具を着用してください)。残留物がすべて洗い流されるまで、清潔な水でよくすすぎます。
全体をよくすすいだ後、木材表面を完全に乾燥させます。
ステップ3：DuroGritを塗布する
処理しない部分や、飛び散りやこぼれを防止したい部分にはマスキングテープなどで保護してください。
使用前に製品を数分間かき混ぜます。複数の缶・ボトルを使用する場合は、均一な仕上がりを得るために、一つの容器にすべてまとめて使用することをお勧めします。
(※粗い木材、風化した木材、吸収性の高い木材、またはテラスでの適用の場合、DuroGritに最大20％の水を加えて製品の広がりを良くすることもできます)
木目に沿って塗布し。塗布を止める場合は継ぎ目、エッジ、階段などで止めてください。
1〜2枚の板幅を区切りとして、なるべく小さなセクションに区切って塗布してください。
十分な量のDuroGritを塗布し、作業後にもう一度ブラッシングして表面をならし、ブラシの跡や塗り痕などが残らないようにします（ブラシにあまり力を入れないように注意してください）。
ステップ4：約3時間乾燥させる
表面を約3時間乾燥させます。完全に硬化するまで、おおよそ3日間かかります（気温20°Cの環境の場合）。
表面が完全に硬化するまで塗布面を覆わないようにし、重い物を置かないでください。
低温、低換気、高湿度の場合は乾燥および硬化にかかる時間が伸びる場合があります。状況に合わせて塗布面の状態に注意してご確認ください。
【注意事項】
オイル塗料が染み込んだ布などは自然発火する可能性があります。使用後の布などは、全てバケツなどを使って水に浸してからまとめて廃棄してください。